趣味との出会い

普段の日常の中で、ふと趣味に出会うことがある。

20代後半になり、ある人の紹介で読書が趣味のひとつになった。

小さい頃は外で遊ぶことが好きで、読書はあまりしなかった。

学校で義務付けられている図書の本と、教科書や問題集、テストに載っている物語や評論のみ。

ある日、職場の先輩が本を薦めてきた。

そして私が入院している時もオススメの本を貸してくれた。

それがきっかけで次第に本を読むようになり、今も続いている。

 

さて、私が思う趣味とは、定期的にするものやプロフェッショナルないものではなく、単に心が安らぐもの、自分に合っていると感じられるものである。

例えば、園芸。私は室内で植物を育てている、というよりも一緒に暮らしている。様子を見てお水をあげる。時に静かに眺める。それだけだが、それも趣味。

これは、現在の彼がジャスミンの植木鉢をくれたことがきっかけだ。

 

以前は趣味を作りたいと自ら探していたが、どれも続かず、結局見つからなかった。ただし今は、新しい趣味と出会うことができる。誰かが与えてくれたり、偶然出会ったり。その道の専門ではないけれど、特技ではなく、あくまで趣味だから。心が満たされるならいい。